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6月も半ばを過ぎ バンコクでは毎日のように雨が降っています。モンス−ン地帯に位置するタイ国では 1年の半分が雨の降らない乾季で 残りの約6か月は1日に1度は雨が降る日が多いのです。大雨が降ったのですから雨季が始まったと言っても良いのではないかと思われますが タイ人にそんなこと言ったらただちに「マイ・チャイ(違います)」と否定されるでしょう。
タイの雨季はただ自然現象として雨が降っている季節を指すのではありません。 |
| タイでは90%以上の人々がインド伝来の南伝仏教を信仰していますが そこでは釈尊時代からの習わしで雨が降る時期にお坊さんたちは3か月間、寺に籠もって修行します。 |
雨季安居とは?
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:かつて釈尊はインドのガンジス河のほとりで教えを説かれましたが 当時は雨が降りだすと河の水が溢れ 往来は困難でした。その上、出水した地を歩くと小さな虫や動物たちを踏んだり 傷めたりして、心なくも「業」を重ねてしまいます。それで釈尊は教団の戒律として、僧侶は雨季には寺院に止住して修行するべしと定めました。南伝仏教の国々では、この戒律が今日でも、忠実に守られています。原始仏教時代の教典が書かれた言語をパ−リ語といいますがタイ語のパンサ−はパ−リ語のVASSA(雨、雨期、雨期安居)由来のものでしょう。 |
| 何時から? |
:太陰暦にもとずき 一陽来復を新年とするタイ暦・8の月の満月の夜(上弦の月十五夜)の翌朝から雨季に入ります。今年は7月11日(火)です。この日から始まってタイ暦・11の月の上弦の第14夜まで3か月続きます。今年の出安居は10月7日(土)です。 |
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| エメラルド仏の衣替え |
| エメラルド仏寺院(ワット・プラケオ)の御本尊が暑季の衣から雨季の衣に衣替えしますが 国王あるいはその御名代が出席します。 |
| 蝋燭寄進行列 |
| 雨季の間 寺院に安居する僧侶たちの修行を支える為にタイでは雨季の初めに大きな蝋燭を寄進して それに火を灯します。この灯火は雨季の間絶やされるはありません。この大蝋燭を寄進する練り行列は雨季入りの日の風物詩ですが 祭りとしては東北タイ・ウボンの蝋燭祭り(キャンドル・フェスティヴァル)が有名です。 |
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